赤城山のふもと、群馬らしい景色の中に建つ住宅。
高低差50cm、分譲二区画分ある敷地の造園計画です。
お施主さん、設計事務所とヒアリングを重ねる中で、
「軽井沢」というキーワードからデザインを広げることになりました。
切り開いた自然を補填するような外構。
緩やかな坂や段差。
山路のような細く続く道。
石畳やスチールなどの天然素材。
軽井沢を構成する要素を、現地のトーンに合わせて取り入れました。
敷地を囲う用水路は、フェンスを建てずとも境界の役割をもちます。
もともと敷地を囲っていたメッシュフェンスは支柱だけ残し、
残った支柱にコールテン鋼の角パイプを被せ、
ステンレスロープで緩やかな境界を作りました。
敷地の横に広がる田畑も庭の景色として広く取り込むことに成功しました。
Projact：前橋市K邸 外構・植栽計画
Type：デザイン
Space：—㎡
Location：群馬県前橋市
Category：Residence
Designer：境野隆祐（AYANAS）
Construction：HANAGARO GARDEN Inc.
Completion：2020
